デザインを依頼するのは、特に初めてだと緊張や不安が大きいですよね。
「こんな感じで伝わるのだろうか?」とか「本当に理想のデザインにしてもらえるのだろうか?」とか悩みはたくさんあるはずです。
そこで、これまでの受注経験や知り合いの体験談などを元にしながら『デザイン依頼・発注で失敗しないための3つのポイント』をご紹介します!
目次
目的・目標をはっきりさせよう
なんとなく「おしゃれな感じのデザインにしたい」という漠然としたイメージで相談を受けることもありますが、特にその見せ方にしたい理由や目的がはっきりしていないという場合もけっこうあります。
明確な目的がないままでデザインの相談をしてしまうと、デザイナーも困ってしまい上手くお互いの意思疎通ができないままなんとなくデザインを進め、結果として出来上がったものもあまり満足いかない…なんていうことになってしまいます。
僕はヒアリングを慎重に行うことでそういった事態に陥るのを防いでいますが、周りで「デザインを発注して失敗した」という話を聞くこともあったりします。
理想のデザインを実現させるためには、全てをデザイナー任せにするのではなく「一緒に創り上げていく」という心持ちで相談するのが良いですね。
理想のイメージは、言葉だけではなくイメージで伝えよう
参考・見本にしたいデザインがあって自分の頭の中で明確になっていたとしても、いざ言葉にするとなるとうまく説明できなかったりしますよね。
イメージを言葉にするのって、とても難しいです。
でもそれはなぜかというと、そもそも伝達方法が『言葉』と『イメージ』で異なるからです。
例えば、美容院で「短くしてください」と頼んだら、思った以上にばっさり切られてしまった…
なんていう経験はありませんか?
この失敗例は、まさに言葉とイメージの伝達方法がお互いに取れなかったことで招いた結果です。
短く切られすぎないためにはどうすれば良かったのか?
それは、自分のベストな長さの髪型になっている時の写真を見せるとか、理想のヘアスタイルを雑誌やネットなどで探して見せるなど『イメージ』で伝えることができれば大丈夫だったはずですよね。
このように、理想のイメージがあるなら、参考となる画像などを探してそれを見せるのが効果的です。
「イメージをイメージで伝える」という同じ伝達方法ができればお互いのコミュニケーションが格段にスムーズになり、デザイナーから提示されたデザインを見ても「思っていたのと違う…」といった事態を招くことは防げるはずです!
十分なコミュニケーションを取ろう
そして何より大切なのは、お互い十分なコミュニケーションを取ることです。
「これくらい伝えればあとは分かってくれるだろう」というくらいで簡潔に打ち合わせを終えてしまうと、お互いのイメージが通じ合わないので理想となるデザインができない場合があります。
本当に理想的なデザインができる時は、クライアントとデザイナーのイメージが重なり融合した時です。
最高のデザインを創るためにも、面倒臭がらずできる限り細かく入念にコミュニケーションを取ることをおすすめします!
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