今の日本の社会は『ストレス社会』と呼ばれるほどストレスが溜まりやすいと言われていて、その深刻さはテレビやネットで流れるニュースを見ていてもよく分かりますよね。
同期や上司と合わなくていつも怒られてしまい、それが積み重なって体調を崩したり精神面に支障をきたすまでになってしまったり、そのストレスがピークを超えてしまうと命を絶ってしまう人までいるほどです。
ベンチャー企業や中小企業など会社の規模に関係なく、有名な大企業で働く人でも大きなストレスに悩まされながら働いているくらいなので、きっとどこで働いていても多少のストレスは免れないでしょう。
しかし、人によっては耐えられるストレスにも限度があります。
職場での人間関係のストレスは避けられないのではないかと思われがちですが、考えられる対処法はいくつかあります。
そして、それらの対処法で解決できない場合の究極の解消法もまとめてご紹介します!
目次
相手の癖を掴んでストレス対策をしよう
この方法は、簡単に言うと「人間観察」と「分析」によってストレス対策をするという方法です。
上司や同期や部下など、ストレスを感じる相手には必ず行動や言動に癖があります。
まずは、相手にどんな癖があるのか知りましょう。
それに加え、その相手の行動・言動に対してなぜ自分がストレスを感じるのか分かっていると対処法が明確につかめます。
例えば相手がよく怒る人でそれによってストレスが溜まるのならば、相手に怒られるようなスキを見せないよう、先回りしてこちらが何かしら行動してみる。
もし相手が自分の仕事をやらずにこちらにばかり押し付けてくる人だったり、行きたくもない食事に強引に誘われて断れないことでストレスが溜まるのならば、しっかりと「NO」と断れるよう主張してみる(断る理由をしっかりと伝えることは必須です)。
もし自分の意見をまるで聞いてくれない相手ならば、敢えて言い返さずに相手の言う通りにやってみて、もし相手の言う通りにやった結果失敗したならそこで初めて自分の意見を言って相手の間違いを認めさせる。
状況に応じて色々と対策はあるかと思うので上記の例も一概には言えませんが、
相手からのストレスを溜め込まずに済ませるには、やはり相手がつけ込んでくるスキを作らないようにすることだと思います。
反面教師にする
ストレスが溜まる相手に対しては、どうしても嫌な面ばかり見てしまいますよね…。
人間関係の悩みの解消法を調べたりすると「相手の良い面も探してみましょう!」といった方法が出てきたりしますが、
嫌いな相手に対して良い面を無理やり探そうとしても、既にその人のことを考えるだけでストレスに感じてしまうと思うのであまりおすすめはできません。
ですが、人との関わりは何らかの形で一生続くものです。
きっと今後も同じようなことで悩む事もあるかと思います。
なので、相手の事を自分の人間関係向上のための糧にして
「この人の態度を反面教師に、人に対してもっと優しくなろう」
「自分は絶対にこの人みたいにならないようにしよう」
と、反面教師にして前向きにとらえてみるのもありだと思います。
必要最低限の付き合い方をする
きっと人間関係で真剣に悩んでいる方の多くは、優しくて真面目な方が多いのではないかと思います。
「怒られたり嫌な気分をすることなく、平和に付き合いたい」
「苦手な人と無理やり話したり付き合いたくない」
これ以外にも色々な理由があると思いますが、
こういった悩みが出てくるのは、あなたが相手を思いやる気持ちがあるからこそです。
しかし、嫌いであったり苦手な相手に対してまで思いやりを持ってしまうと、何か頼まれごとをしても断れないので、結果的に自分ばかりがストレスを溜め込むことになってしまいます。
「もっと自分を大切にする」という意識を持ち、自分を労わってあげることも大切だと思います。
ストレスを抱え込みすぎて自分の体調や精神面に悪影響が出てしまったら、仕事することすらできない状態にまでなりかねません。
そうならないためにも、自分にとって過度なストレスだと感じる場合は、時には「NO」と言えるようになることも大切です。
断ると相手の気分を損なうこともあるので心が痛んでしまうかもしれません。しかし、それがストレスの溜まる相手ならば、むしろ離れた方がお互いにとって良いのです。
相手の心配をしすぎるよりも、自分のことを大切にしてみる。
そういった意識を持つようにすると、少し気が楽になると思います。
これらの対処法でも解消できない場合は…?ストレスから逃れる究極の道
これまでずっと職場の人間関係で悩んできて自分なりに色々試したけど、何をやってもうまくいかなかった。
そういうことも普通にあると思います。
人間関係というのは自分だけが原因ではない場合もあるので、非常に複雑ですよね…。
ただ、どの対処法も参考にならず自分のストレスが溜まっていく一方だという危機的な状況にまでいっているのならば、
無理をせず退職して別の職場に転職するか、ストレスを感じずに済むよう独立して自分の力で稼ぐ力をつけるのが良いと思います。
僕も職場ストレスには常に悩まされてきて、自分なりに対処法を考えてみたり上司に直接かけあって意見交換をしたりしましたが、解決されることはなくストレスが溜まり続け、体調や精神面に悪影響が出た経験があります。
自分には会社特有の環境が合わないと感じたので今こうして個人でネットビジネスを行っているのですが、今は周りからプレッシャーやストレスを受けることなく、自分のペースで仕事ができる上に収入面でも会社員時代と同じくらいは稼ぐ力もあります。
あまり転職などしてこなかった人にとっては「会社を辞める」という行動がものすごく悪いものだと感じてしまうかもしれませんが、このままストレスを溜め込み続けた結果、生きる希望を失ってしまう方が圧倒的に悲しいです。
そうなる前に、これを機に自分が幸せに生きて行く道を真剣に考えるのもとても大切です。
「相手」を変えることはできない。でも、「自分」を変えることはできる!
ストレスを抱え込んでいるだけでも辛いのに、自分の悩みを打ち明けても相手に理解されない場合もあります。
自分は深刻に悩んでいるのに、
「こんな程度でへこたれてどうするんだ!」
と上司から怒られてしまったり、親や友人から言われてしまったという経験は1度はあるかもしれません。
しかし、このような指摘は非常に偏っていると思います。
いくら周りから「こんな程度でへこたれていたら…」と言われても、自分がそんな小さいことだと思えないなら、それはあなたにとって大きなストレスになっているということに違いありません。
感じるストレスの大きさは、人と比べることなんてできない。
そう思うのです。
人それぞれ育ってきた環境が違うからこそ、感じるストレスも人それぞれです。
そこで自分が「相手にわかってもらおう」として上手くいかないのも、相手に「こんな程度でへこたれないように強くなれ!」と言うのも、結局はどちらもなかなか叶うことではありません。
「相手を変える」というのは、自分を変えること以上に難しいことだからです。
現状を変えられないことの要因を相手にしてしまっているのならば、その考えは変えてむしろ「自分が変わっていこう」と思って行動した方が、良い結果に向かっていきます。
僕はこれまで、日本国内だけでなく海外の地も含めて色々な人と関わってきました。
そして、本当に人によって色々な考えを持っているんだということが分かりました。
これまで辛い経験をしてきて先の希望すら見失いそうにもなりましたが、自分がストレスを感じすぎず、幸せな生き方をしていくにはどうすれば良いのだろうかと真剣に考えました。
そしてようやく辿り着いた今は、ストレスや生活面に悩まされることなく過ごせています。
今後一生続いていく人間関係は、悩みがあるのならそこから逃げるのではなくしっかりと考えて対策をする方が自分のためにも絶対に良いと思います。
もしわからないことや質問・相談などあれば、お問い合わせフォームやSNSでもかまいません。
ぜひお気軽にお問い合わせください!
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