SNSの中でも特におしゃれな要素が強いInstagram(インスタグラム)。
その最大の魅力は、『言葉ではなく主に写真で語る』というスタイルにあります。
写真クオリティーが高く、おしゃれに魅せることが得意なユーザーが集まるInstagram界隈では、最近”インフルエンサー”と呼ばれるフォロワーが多く影響力のあるユーザーが、アパレルメーカーやコスメブランドとコラボレーションをし、インフルエンサー×ブランドというタッグを組んで商品を売る動きなどもあります。
そう考えると「インフルエンサーってすごいなぁ…自分には無理なんだろうな」と思ってしまうかもしれませんが、写真の撮り方や魅せ方をしっかり考えて投稿し、またユーザーの需要もしっかりとつかめていればあなたもおしゃれな写真を魅せることができる注目ユーザーの1人にだってなることができます!
ただ、それにはコツや要領を掴み、またある程度長期的な視野を持って実践することが何より大切です。
今回は、過去に僕がセミナーで講義した内容を元に、Instagramでおしゃれな写真を撮る方法や綺麗に魅せて影響力のあるユーザー(インフルエンサー)として認識してもらうためのコツをご紹介します。
目次
統一感を出す
Instagramでの写真を綺麗に魅せるコツとして大きく重要になるポイントは、統一感をいかに出すかという点です。
ここで言う「統一感」は様々な捉え方ができるので、ここで例を3つ挙げます。
1. 投稿する写真のテーマやメインの対象物を決める
まずは、投稿する写真のテーマを決め、メインとする対象物を決めましょう。
ここを無計画にして適当にその時の気分で撮った写真ばかり載せるとあなたのアカウントはただの自己満ページとなり、フォロワーは確実に伸びません。
そのため、しっかりとテーマを決めましょう!
絞るテーマの数ですが、少なければ少ないほど統一感が保てるので多くても3つくらいまでに絞りましょう。
2. 決めたテーマの組み合わせに注意!
テーマを2〜3つに絞れたとしても、それぞれのテーマのカテゴリーが全然違うと統一感はその時点で崩れます。
ですので、絞ったテーマはそれぞれ相性が良いのか?ということも考えてみましょう。
例えば女性ユーザーで多いのは、化粧品などおすすめのコスメグッズを紹介したり、それを使用したメイク後の自撮り写真や、そのメイク合ったファッションをコーディネートして写真を載せたり…という感じが多いですね。
上記を例とすると、使うテーマは
・化粧品
・自撮り
・ファッション
の3つですよね。
けっこう多めな気はしますが、ここで注目なのはそれぞれの要素が独立しているのではなく、組み合わせることができるという点です。
つまり、おすすめの化粧品を使ったメイクでの自撮り(化粧品×自撮り)を撮ったり、メイク後の顔でその雰囲気に合った服と合わせて写真を撮る(化粧品×自撮り×ファッション)というように、全ての要素を活かせますよね?
なので、テーマが多くなってもこのようにそれぞれの要素を活かしきれるのであれば問題はないと思います。
逆に悪い例としては、
・グルメ
・ファッション
・ペット
のように、それぞれの要素に全く繋がりがなく組み合わせるのが難しいテーマです。
上記のようなテーマは1つに絞るだけでも十分に色んな写真が撮ることができるので、あまりにもそれぞれの要素に違いが出るようなら思い切って1つに絞りましょう。
3. 載せる写真の色味を決める
撮る写真のテーマを決まったら、載せる写真の色味をどんな系統の色で載せるかも考えてみましょう。
ここの点はあまり深く考えないユーザーが多いのですが、載せる写真の色味を合わせるだけで出せる統一感はとても大きいので、かなりの重要ポイントだと思います。
色味については、撮った写真そのままではなく加工アプリを使い、常に同じ色味のフィルターを使えばすぐに統一感のある写真に生まれ変わるので、加工アプリは必須です。
3. 縦横比を決める
Instagramではユーザーによって縦長の写真を載せたり、横長の写真を載せたり、正方形で写真を載せたりと様々なスタイルで写真を載せていますよね。
この縦横比についてもあまり考えていないユーザーが多いように思うのですが、縦横比を考えずバラバラに写真を載せると統一感がかなり崩れます。
例えば、ラグジュアリーブランドとして世界的に有名なBURBERRY(バーバリー)もInstagramを運営しているのですが、アカウントページに行き写真を見てみると、かなり縦横比にバラつきがあり見にくい印象を受けるかと思います。
わざと空間をあけて載せているあたり何か狙いがあるのかと思うレイアウトですが、ぱっと見はあまり綺麗には見えないですよね…。
初めてあなたを訪問するユーザーにとって何より大切なのは「分かりやすさ」です。
なので、レイアウトに関して知識があり自信のある!という方以外は、縦横比は縦長・横長・正方形いずれか1つに決めて完全固定してしまうのが最善の方法です。
自分のアカウントページは『ギャラリー』として捉えよう
多くのユーザーが陥りがちな問題点があります。
それは、注意する視点が写真1枚単位のみで全体を見れていないという点です。
写真1枚1枚を丁寧に撮って加工をするのは大切だということに違いはないのですが、そういう細かい点のみにしか注意を払っていないと写真加工具合も毎回その時の気分次第で変わってしまうので、ギャラリーとして見た時にバラバラすぎて統一感のないページになってしまいます。
1枚単位で見るのではなく、統一感を出すためにもアカウントページ全体としてあなたの写真を見た時に、ユーザー目線としてどう見えるだろうか?ということもしっかり考慮しましょう。
見本となりそうなをユーザーを見つけて徹底的に『真似』してみる
”インフルエンサー”と呼ばれているフォロワーが多く影響力のあるユーザーがいることは先ほどお伝えしましたよね。
インフルエンサーはなぜそんなにフォロワーが多く、いいねの数も多いのでしょうか?
それは、投稿する写真が魅力的だからですよね。
魅力的な写真は誰にでも撮れるわけではない。
だからこそインフルエンサーになれるんですよね。
それはわかっているけど、Instagramで写真を頑張って更新している人はきっと誰もがインフルエンサーになりたいと考えているかと思います。
でも、今の自分はおしゃれな写真が撮れているわけでもないし反応も少ない…そういったことで悩んでいるのなら、今後もっと多くの反応を増やしていくために効率的な方法があります。
それは、自分の理想だと思う写真を投稿している『見本となるユーザー』を見つけて、写真の構図や色味などを徹底的に真似してみることです。
撮る物と構図と色味、全て丸パクリというのは当然だめですよ!
でも、その人の写真の『良いと思うポイント』を要所要所で真似してみることがおしゃれな写真を見せる一番の近道です。
そこで、その人の真似をしながら撮っていくと「これを撮る時はこんな角度から撮る必要があるんだ」とか「綺麗に撮るには背景にも気をつけないといけないんだ」とか、それまで気づかなかった色々なことが発見できると思います。
こういった発見は、独学ではなくやはり上手い人の真似をすることで多く気づけるんですよね。
これまで上記でお伝えてきたポイントを押さえながら、見本となるユーザーの写真の良いとこどりをした写真を撮れるように実践を繰り返しましょう!
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